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会員企業インタビュー:JRCモビリティ株式会社【シルバー会員】を掲載しました。

J-Auto-ISACに入会した理由
日本におけるサーバーセキュリティの法改正が、2020年12月に行われたことから、当社として有効なセキュリティ対策を客観的に判断し、その対応を加速させるために入会いたしました。
ポイントとしては
- 最新の脅威・脆弱性情報について、具体的な対応方法を入手し、効率的な活用。
- SOC(セキュリティオペレーションセンター)、SIRT(セキュリティインシデント対応のための組織)運用に向けて、業界標準となる脆弱性対応とインシデント対応の全体的な流れ、必要なスキルを理解し、改善方法やスキルアップ方法の検討。
- CSMS(サイバーセキュリティマネジメントシステム)組織体制と、CSMSプロセス構築のスキルアップと、情報収集。
- PSIRT(製品のセキュリティ)構築時のセキュリティ情報の収集先。
J-Auto-ISACへの入会後の感想
総合コメント
サイバーセキュリティの知識やスキルの向上、業界標準を理解するため、技術委員会に参加しました。参加して間もないため、効果の確認は今後になりますが、参加している各企業とも情報共有することで、効率良く知見収集ができるようになったと実感しております。
また、業界の脅威情報が定期的に配信されるため、これまでは触れる機会のなかった脅威の監視や分析が可能となりました。
さらに、サポートセンターによる「ITリスク診断(簡易版)」で、自社のセキュリティレベルが確認できるため、課題の抽出とともに、今後の改善活動へ活かせるのではないかと期待しております。
JRCモビリティとしての活動状況
技術委員会への参加
3つのサブWG(個別研修、ベストプラクティス策定、サプライチェンリスク対応)に参加し、知見収集から始めています。
情報データベースの利活用
定期的に配信される業界動向情報レポートを基に、脅威情報を収集しています。
SOC(セキュリティオペレーションセンター)
週次配信サービスを活用し、情報収集しながら、今後の運用強化を図りたいと考えております。
サポートセンター
ITリスク診断(簡易版)を実施、9月にフィードバックされる診断結果に基づき、今後の当社の定点観測にも活用していく予定です。
企業情報
会社概要
日本無線株式会社の通信機器事業を、モビリティ事業の拡大のため事業独立させ、2018年にJRCモビリティ株式会社を設立。
無線通信技術と電子デバイス技術を融合、自動運転や電動化、コネクテッドといった領域で、開発、生産、販売を展開。
事業概要





会社情報
社名 | JRCモビリティ株式会社 JRC Mobility Inc. |
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設立 | 2018年4月3日 |
資本金 | 4億9千万円 |
本店 | 東京都中央区日本橋人形町2-31-11 03-6832-5248(中野事業所・事業推進室) |
ホームページ | https://www.jrc-m.co.jp |
代表者 | 代表取締役社長 加藤 謹司 |
主要業務 | 1. 車載用レーダおよび超音波センサ等の開発・生産・販売 2. モビリティおよび交通インフラ向け通信・センサ等およびサービスの開発・生産・販売 |
株主および 持株比率 | 日清紡ホールディングス株式会社 100.0% |
認証取得情報 | ISO9001 IATF16949 ISO14001取得済み |